機械部品の摺動性能:素材別の摩擦係数・耐摩耗性の比較と選定基準
近年、機械部品の軽量化・コスト削減・耐久性向上を目的として、金属からプラスチックへの置き換えが急速に進んでいます。
特に摺動(しゅうどう)部品においては、適切なプラスチックを選定することで、摩擦抵抗を低減し、耐摩耗性を高めることが可能です。
しかし、「どの素材が自分の用途に合っているか」「PV値の読み方がわからない」と悩まれる方は少なくありません。
本コラムでは、主要な摺動用プラスチックを素材別に比較し、実際の設計・選定に役立つ基準をフジワラケミカルエンジニアリングの知見とともに解説します。
用途に合わせた具体的な数値データについては、お気軽にお問い合わせください。
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摺動性とは何か:押さえておくべき5つの評価指標
摺動部品に使用するプラスチックを選定する際には、以下の5つの指標を総合的に評価することが重要です。
単純に「摩擦が少ない素材」を選ぶだけでは、使用環境によって想定外の摩耗や変形が起きることがあります。
① 摩擦係数(静摩擦・動摩擦)
動摩擦係数が低いほどエネルギーロスと発熱が少なく、スティック・スリップの防止には静摩擦係数との差も重要です。
摩擦係数は、部材同士が接触する際の滑りやすさを示す指標です。
動摩擦係数(μk)が低いほどエネルギーロスが少なく、発熱も抑えられます。
一般的に、PTFEとUHMW-PEが最も低い摩擦係数を持つ素材として知られており、次いでPOM、PA、PEEKなどが低摩擦と強度・耐摩耗性を兼ね備えた素材として幅広く使われています。
静摩擦係数(μs)は起動時の抵抗を表すため、スタート・ストップが繰り返される用途では特に重要です。
スティック・スリップ(静止時と動作時の摩擦差による引っかかり現象)を防ぐには、静摩擦係数と動摩擦係数の差が小さい素材を選ぶことが求められます。
② 耐摩耗性
耐摩耗性が高いほど部品寿命が延び、添加剤の活用でベース樹脂の弱点を補えます。
長期使用で生じる摩耗量を示す指標です。
耐摩耗性が高いほど部品寿命が延び、交換頻度が下がり、メンテナンスコストの削減につながります。
耐摩耗性はベース樹脂だけでなく、カーボンフィラーやガラス繊維、PTFEなどの添加剤によっても大きく変化します。
③ 自己潤滑性
外部潤滑剤が使えない食品・医療・クリーンルーム用途では、自己潤滑性の有無が素材選定の決め手になります。
PTFEやPOM、UHMW-PEなど一部のプラスチックは、表面に滑り成分を持ち、外部潤滑剤がなくても低摩擦を維持できます。
グリースや油を使えない食品・医療機器分野や、メンテナンスが困難な箇所では、自己潤滑性の有無が素材選定の決め手になります。
④ 荷重・速度特性(PV値)
PV値は摩擦発熱の指標で、許容PV値を超えると素材が軟化・変形するため、設計時に必ず確認が必要です。
PV値とは「面圧(P:MPa)× 摺動速度(V:m/min)」で算出される、摩擦による発熱の度合いを示す指標です。
PV値(MPa・m/min)= P(MPa)× V(m/min)
面圧 P(MPa)= 荷重(N)÷ 投影面積(mm²)
各素材には許容PV値(限界PV値)があり、これを超えると材料が軟化・変形・摩耗劣化を起こします。
PTFEはクリープしやすいため許容PV値が低く、高荷重・高速条件には向きません。
一方でPEEKは許容PV値が高く、過酷な条件下でも安定した摺動性を発揮します。
なお、許容PV値はグレードや相手材によって大きく異なるため、素材別の詳細は後述の比較表を参照してください。
⑤ 温度特性
使用温度が耐熱温度に近づくほど許容PV値は狭まるため、温度条件とPV値は必ずセットで評価します。
高温環境下ではプラスチックが軟化し、摩耗が進みやすくなります。
使用温度が素材の耐熱温度(連続使用温度)に近づくほど、PV値の許容範囲は狭くなります。
そのため温度条件は、PV値と合わせて同時に評価することが重要です。
素材別比較:主要摺動プラスチックの特性ランク一覧
下表は代表的な摺動用プラスチックの主要特性を比較したものです。
実際の値はグレード・使用条件・相手材によって大きく異なるため、設計への適用には個別のデータ確認が必要です。
◎>〇>△の順で性能が高い
| 素材名 | 低摩擦性 | 耐摩耗性 | 許容PV | 耐熱性 | 自己潤滑性 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PTFE(テフロン) | ◎ | 〇 | △ | ◎ | ◎ | シール材、ガイド、ライニング |
| UHMW-PE(超高分子量PE) | ◎ | ◎ | △ | △ | 〇 | コンベアライナー、スライド部品 |
| POM(ポリアセタール) | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ギア、ローラー、軸受 |
| PA(ナイロン) | 〇 | 〇 | 〇 | △ | △※ | 軸受、ギア、スライドレール |
| PET(ポリエステル) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | ベアリング、精密スライド部品 |
| PPS(ポリフェニレンサルファイド) | △ | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 電子部品、精密機械摺動部 |
| PEEK(ポリエーテルエーテルケトン) | △ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | 航空・半導体装置、高負荷摺動部品 |
※ PAは油含浸グレードで自己潤滑性が向上します。
各素材の詳細な摩擦係数・許容PV値・耐摩耗データについては、用途・条件に合わせた個別情報をご提供しています。
まずはお気軽にご相談ください。
各素材の特性と選定ポイント
ここでは、代表的な摺動用プラスチック6素材について、特性と選定時の注意点を解説します。
PTFE(テフロン):最低摩擦係数だが荷重に注意
全プラスチック中で最も低い摩擦係数を持つが、クリープしやすいため高荷重用途には不向きです。
PTFEは全プラスチック中で最も低い摩擦係数を持ち、優れた自己潤滑性・耐薬品性・耐熱性を持ちます。
一方で、クリープ(荷重による永久変形)が起きやすく、許容荷重は低めです。
高荷重・高速条件よりも、中低荷重かつ低速のシール材・ガイドレール・ライニングに最適です。
なお、カーボンやガラス繊維を充填したPTFEグレードは耐摩耗性・耐荷重性が大幅に向上し、軸受用途での採用も増えています。
UHMW-PE(超高分子量ポリエチレン):耐衝撃性と低摩擦を両立
低摩擦・高耐摩耗・高耐衝撃を兼ね備えるが、耐熱性が低く80℃程度までの用途に限られます。
分子量が150万〜600万と非常に高いUHMW-PEは、低い摩擦係数と優れた耐摩耗性・耐衝撃性を兼ね備えます。
衝撃荷重がかかる搬送ラインや食品機械のライナーに幅広く採用されています。
ただし耐熱性が低く(連続使用温度80℃程度)、高温環境では使用を避ける必要があります。
POM(ポリアセタール):金属代替の代表格
剛性・寸法安定性・自己潤滑性のバランスが高く、金属代替として最も選ばれやすい汎用摺動素材です。
剛性・寸法安定性・耐摩耗性のバランスが優れ、金属部品からの置き換えに最も多く選ばれる素材です。
自己潤滑性もあり、ドライ条件での軸受・ギア・スライド部品に適しています。
油含浸グレード(POM+油)を使用することで、さらに摺動性を高めることも可能です。
耐熱性は90℃程度であり、高温環境では他素材を検討する必要があります。
PA(ナイロン):吸水による寸法変化に注意
耐摩耗性・コストバランスに優れるが、吸水による寸法変化が大きく、精密嵌め合い部品では設計上の注意が必要です。
PAは耐摩耗性・耐衝撃性が良好で、油含浸により摺動性能を向上できます。
コストパフォーマンスが高く、ギア・軸受・スライド部品に広く使われています。
一方で吸水性が高く、湿度変化による寸法変化(膨潤)が起きやすいため、高精度が要求される嵌め合い部品では設計段階からの配慮が必要です。
MCナイロン(キャストナイロン)は通常のPA66より大型部品に対応でき、さらに摺動グレードを選ぶことで耐摩耗性が大幅に向上します。
PEEK:過酷条件での最高パフォーマンス
耐熱250℃・高剛性・高許容PVを誇るスーパーエンプラで、他素材では代替困難な過酷条件に対応します。
耐熱温度250℃・高剛性・耐薬品性を兼ね備えるスーパーエンプラです。
炭素繊維強化グレード(PEEK+CF)では許容PV値がさらに高まり、半導体製造装置・航空宇宙部品・医療機器など高負荷・高温環境での使用実績が豊富です。
コストは高価ですが、過酷な条件下では他素材では代替困難であり、トータルコストで見ると優位なケースも多くあります。
PPS:耐薬品性と安定した摺動性の両立
耐熱220℃・耐薬品性・難燃性を兼ね備え、精密機械や電子部品の摺動用途で採用が増えています。
耐熱性(220℃)・耐薬品性・難燃性に優れ、精密機械や電子部品での採用が増えています。
摩擦係数はやや高めですが、安定した摺動特性を持ちます。
ガラス繊維やPTFEを充填したグレードでは耐摩耗性が向上し、より過酷な摺動条件にも対応できます。
用途・条件別の素材選定フロー
「どの素材を選べばよいか」は、使用条件を整理することで絞り込めます。以下のフローを参考に検討してください。
- 〜80℃: UHMW-PE、POM、PA(ナイロン)が候補
- 80〜120℃: POM、PA、PETが候補
- 120〜220℃: PPS、PTFEが候補
- 220〜260℃以上: PEEKが候補
PV値 = P(MPa)× V(m/min) を計算し、各素材の許容PV値と比較します。
PV値が許容値を超える場合、素材を上位グレードに変更するか、潤滑条件を見直します。
- グリース・油が使えない環境(食品機械、クリーンルームなど)
PTFE、UHMW-PE、POM(自己潤滑グレード)を優先してください。 - 外部潤滑が可能な環境
潤滑剤との組み合わせで、PAや繊維強化グレードの性能を引き出せます。
- 相手材が金属(炭素鋼・SUSなど)の場合
摺動用プラスチックは概ね対応可能ですが、相手材の硬度・粗さが性能に大きく影響します。 - プラスチック同士の組み合わせ
摩擦熱が逃げにくく、発熱・変形リスクが上昇します。
同種素材の組み合わせは避け、異種素材を使うことが基本です。 - アルミとの組み合わせ
繊維強化グレード(CF入りPEEKなど)は相手材を削ることがあるため、要注意です。
ベース樹脂だけで要件を満たせない場合、以下の添加剤で特性を向上させることができます。
| 添加剤・充填材 | 主な効果 |
|---|---|
| PTFE | 自己潤滑性向上、摩擦係数低下 |
| カーボンファイバー(CF) | 剛性向上、許容PV値向上、耐熱性向上 |
| ガラスファイバー(GF) | 剛性・耐熱性向上(相手材への攻撃性に注意) |
| グラファイト | 高温での自己潤滑性確保 |
| MoS₂(二硫化モリブデン) | 低速・高荷重条件での摺動性向上 |
プラスチック化設計における注意点
金属部品をプラスチックに置き換える際は、単純な素材の切り替えではなく、設計段階から摺動特性を考慮した設計変更が必要です。
フジワラケミカルエンジニアリングでは、以下のポイントを踏まえたコンサルティングを行っています。
寸法変化への対応
熱膨張・吸水膨潤を見越したクリアランス設計が、プラスチック化設計の基本です。
プラスチックは金属に比べて熱膨張係数が大きく、吸水による寸法変化も起きます。
特にPAは吸水膨潤が大きいため、クリアランス設計で余裕を持たせることが重要です。
POMやPEEKは寸法安定性に優れ、精密用途に適しています。
面粗さと相手材の表面処理
相手材の表面粗さRaは摩耗量に直結し、Ra 0.4〜0.8μm程度の仕上げが一般的な推奨値です。
相手材の表面粗さ(Ra)は摩耗量に大きく影響します。
一般的に、相手材は Ra 0.4〜0.8μm程度の仕上げが推奨されており、粗すぎると摩耗が加速し、逆に鏡面仕上げでは油膜が形成されにくくなります。
また、SUSや表面硬化処理された炭素鋼との組み合わせが安定した性能を示すケースが多くあります。
クリアランス(隙間)設計
プラスチック軸受は金属軸受より大きなクリアランスが必要で、不足すると動作不良や焼き付きの原因になります。
プラスチック軸受・ブッシュは、金属軸受よりも大きなクリアランスが必要です。
熱膨張・吸水膨張を見越した適切なクリアランスを設定しないと、動作不良や焼き付きの原因になります。
フジワラケミカルエンジニアリングでは、素材特性に基づいたクリアランス計算をサポートしています。
潤滑の要・不要の判断
PV値と使用環境から自己潤滑設計の可否を判断し、超える場合は外部潤滑との併用またはグレードアップを検討します。
グリース不要の自己潤滑設計が可能かどうかを、PV値と使用環境から判断します。
自己潤滑だけでは許容PV値を超える場合は、外部潤滑との併用、または素材グレードのアップグレードを検討します。
耐摩耗・耐熱対策(添加剤・フィラーの活用)
CF・GF・PTFEなどの充填材で特性を向上できますが、相手材への攻撃性が高まる場合があるため組み合わせの確認が必要です。
カーボン、ガラス繊維、PTFEなどの充填材で特性を向上できます。
ただし充填材の種類によっては相手材への攻撃性が高まる場合があるため、組み合わせの相性確認が必要です。
よくある失敗と対処法:フジワラケミカルエンジニアリングの現場から
一般的な素材解説では触れられない、現場で繰り返し見られるトラブルと対処のポイントをご紹介します。
「POMを選んだのに摩耗が止まらない」
原因の多くはPOM自体ではなく相手材の硬度不足や表面粗さの不均一で、相手材の見直しで解決するケースが多いです。
POMは汎用性が高い一方、相手材がアルミや軟質金属の場合に摩耗が進みやすいというケースが現場でよく見られます。
原因の多くは、相手材の表面硬度不足または表面粗さの不均一です。
POM自体を変えるより、相手材をSUSに変更するか、表面硬化処理を施すことで解決するケースが多くあります。
「食品ラインでPTFEを使ったら変形した」
高面圧箇所でのPTFEはクリープ変形しやすく、充填グレードへの変更またはPOM・UHMW-PEへの切り替えが有効です。
PTFEは低摩擦で食品衛生対応として選ばれることが多い素材ですが、締め付けトルクや面圧が高い箇所ではクリープ変形が起きやすく、シール性や位置精度が損なわれることがあります。
このような用途では、充填剤入りのPTFEグレードへの変更、またはPOMやUHMW-PEへの切り替えを検討することをお勧めしています。
「ナイロン軸受が夏場だけ動かなくなる」
原因は吸水膨潤によるクリアランス消失で、クリアランスを大きめに設計するかPOMやPETへの変更が有効です。
PAは吸水による寸法変化が大きく、高湿度環境や水洗い環境では膨潤してクリアランスがゼロになることがあります。
特に梅雨〜夏場にかけて不具合が集中するケースは、この吸水膨潤が原因であることが多いです。
設計時のクリアランスを大きめに取るか、吸水しにくいPOMやPETへの変更が有効です。
「摺動グレードに変えたのにすぐ削れる」
摺動グレードでも改善しない場合、PV値が許容範囲を超えていることがほとんどで、素材より設計条件の見直しが先決です。
充填材入りの摺動グレードを選んでも改善しない場合、PV値が許容範囲を超えていることがほとんどです。
素材のグレードアップよりも、まず実際の荷重と速度からPV値を計算し直し、設計条件そのものを見直すことが先決です。
場合によっては、部品形状の変更(接触面積の拡大)でPV値を下げる方が効果的なこともあります。
これらの事例はフジワラケミカルエンジニアリングへのご相談内容をもとにしています。
同様のお悩みがあれば、まずはお気軽にご連絡ください。
よくある質問
摺動部品にプラスチックを使うとき、まず何を確認すべきですか?
使用温度・荷重・速度(PV値)・潤滑の可否・相手材の5点を最初に整理することが重要です。
この5点が決まれば、候補素材は大幅に絞り込めます。
最も摩擦係数が低いプラスチックはどれですか?
PTFEとUHMW-PEが最も低摩擦で知られています。
ただしいずれも許容荷重や耐熱温度に制限があるため、条件次第では別の素材が適します。
グリースなしで使える摺動プラスチックはありますか?
PTFE・UHMW-PE・POM(自己潤滑グレード)は外部潤滑剤なしでの使用実績があります。
食品機械やクリーンルーム向けに特に多く採用されています。
PV値とは何ですか?どう計算しますか?
面圧(P:MPa)× 摺動速度(V:m/min)で求める、摩擦発熱の指標です。
各素材の許容PV値を超えると変形・摩耗が加速します。
計算式は以下のとおりです。
PV値(MPa・m/min)= P(MPa)× V(m/min)
面圧 P(MPa)= 荷重(N)÷ 投影面積(mm²)
金属からプラスチックに替えると本当に長持ちしますか?
素材と設計が適切であれば、金属部品より長寿命になるケースがあります。
特に自己潤滑素材を活用することで、潤滑切れによる焼き付きトラブルを防ぎやすくなります。
まとめ
摺動用プラスチックの選定は、「摩擦係数だけ」「耐熱性だけ」で判断するのではなく、低摩擦性・許容PV・耐摩耗性・温度特性・潤滑条件・相手材との相性を総合的に評価することが重要です。
本コラムのポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 低摩擦性ではPTFE・UHMW-PEが優秀だが、許容PVや耐熱性に制限がある
- 汎用的なバランスではPOM・PAが金属代替に多く採用される
- 高温・高負荷条件ではPEEK・PPSなどのスーパーエンプラが必要
- 充填材(CF・GF・PTFE)の活用で、ベース樹脂の弱点を補える
- 設計段階から寸法変化・クリアランス・相手材相性を考慮することが、トラブル防止の鍵
フジワラケミカルエンジニアリングでは、豊富な樹脂の取り扱い実績と各種試験・解析によるエビデンスをもとに、お客様の使用環境・要求特性に合わせた最適な素材選定と設計コンサルティングをご提供しています。
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摺動部品の素材選定、まずはご相談ください
「金属部品を軽量化・長寿命化したい」
「潤滑油を減らして環境負荷を低減したい」
「摩耗トラブルが繰り返し起きている」
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